2017年2月、本社工場に併設して研究開発棟を立ち上げました。
昔ながらの技術・手法を守りつつ、オリジナリティを発揮しながら、開発の部分で若い方がもつ感性をものづくりに生かしたいと考えたからです。
こうした新たな取り組みが功を奏して、最近では高級ホテルのアメニティグッズとして和紙素材のTシャツや両面パイルでふわふわとした手触りを特徴とするパジャマのご提案や、セレクトショップとのWネームTシャツのご依頼などを受けるなど、勢力的な活動を続けています。
いつかはファクトリーブランドを立ち上げるという強い思いもあります。
服づくりの歴史が長い日本でも、もはや国内製造比率は3%にまで落ち込みました。
しかし私たち谷繊維はカットソー製造の中心となる編立から染色・縫製の一貫工程を守り抜きつつ、トレンドの発信地である東京に本社工場を構えてこそ実現できる、本物のMADE IN TOKYOのものづくりをこれからも発展させてまいります。